若き天才、DJ MAG TOP 100 DJs2016でチャンピオンに輝いたMartin Garrixの親友、Jay Hardway。「Wizard」をはじめ、“Registration Code”や“Error 404”などでMartin Garrixとコラボを重ね、その名が一気に世界中で注目されるようになった。「Wizard」に関してはリリースして2日で、Beatportチャートで1位を獲得するなど、その人気と実力は世界トップクラスだ。プライベートでもMartin Garrixとよく遊ぶ注目度No.1アーティストに、新曲や今後の予定などを訊いてみた。
Q1. "Golden Pineapple"のリリースおめでとうございます。このトラックについて教えていただけますか？
ありがとう！この曲の制作は本当に楽しかったことを覚えているよ！制作も楽しければ、プレイする時も最高に楽しいんだ。リスナーに何かを伝えようという気難しい感じの曲ではなく、ファンの皆さんがただただエンジョイしてくれるような曲に仕上がっているよ。
Q2. 2017年の調子はどうですか？
最高だね！既にメキシコ、サンフランシスコ、上海等、世界で最もホットな場所を旅することが出来たし、スタジオではニューリリースを予定している最高の楽曲がいくつもある。様々な告知を控えてるから皆さん楽しみにしていてね！
Q3. あなたの作品の中で最もお気に入りの作品はどれですか？またその作品は何にインスパイアされましたか？
間違いなく、“Electric Elephant”だよ。ソロヒットとしては最も大きな成功を修め、リリース後２年たった今も世界中で愛されて続けている曲さ。この曲をプレイすると、未だにファンの皆が驚くほどの盛り上がりを見せてくれるんだ。この曲はUltra 2013におけるHardwellのライブを見て、彼の持つエナジーに魅了されたことがきっかけさ。そのライブを見た直後、そのエナジーを表現できるメロディが頭に浮かび、２カ月という超スピードでこの曲を仕上げたというわけさ。
Q4. あなたのセットリストの中で必須のトラックを教えてください。またそれはなぜですか？
常にプレイするマストな曲というものが僕にはないんだ。なぜなら毎回違うセットリストでプレイしたいからね。全てのショーとそれを彩ってくれるクラウドは生きているんだよ。同じものは一つとしてない。予測不可能だからね。その上で選ぶとすれば、Electric Elephantかな！
Q5. 今年コラボレーションをしたいアーティストはいますか？
Tiësto、Don Diablo、あとはCurbiとコラボしてみたい。Tiëstoは僕の人生そのものに大きな影響を与えてくれたアーティストで、Don DiabloとCurbiはここ数年最もホットな音楽を世に送り出しているアーティストだから！
Q6. あなたの日本のファンの皆さんが喜ぶお話はありますか？
僕は日本に数年間住むことを願っているんだ！充実した文化、そして親切な国民の皆さんが大好きなんだ。東京は世界の中でも僕かとびきり好きな都市のひとつ。アムステルダム以上にね！
Q7. この夏のプランを教えてください。
フェスでのライブに加え、新曲のプロデュースを可能な限り進めるよ。アメリカ、ヨーロッパ、アジアとスケジュールが本当にタイトなんだけど、全てが楽しみだよ。もし、確保できる時間が増えるのであれば新曲をもっとリリースしていきたいと思う。
Q8. 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
日本でもう一度プレイすることが僕の目標になってる。そして、ファンの皆さんに深く感謝したい。ソーシャルメディアをとおして送られてくるメッセージは全て読ませていただいている。そのほとんどが日本のファンの皆さんからのものなんだ。本当に本当にありがとう！
既に日本でもパフォーマンスを行なっているJay Hardwayは、Martin Garrixの他に、同じオランダ人若手DJ・Julian Jordanとも親交があり、この３人はダンスミュージックシーンの次世代スターとして世界中から期待され、大注目されている。近い将来、DJ MAG TOP 100 DJsの1位から3位を彼らが独占する日が近いかもしれない。次々と新たな音楽やトレンドが生まれるダンスミュージックシーンの最前線で活躍するJay Hardwayから今後も目が離せない。
