1993年にオランダで生まれたRebourneは、17歳当時、Timon van Merriënboer(別名:Profite)として史上最年少でFusion Recordsとの契約を勝ち取った若き天才アーティストとして知られている。Fusion Recordsからリリースした最初のシングル「Spilt Second」は、EDMシーンで大きな反響を呼び、天才児として多くのアーティストからも熱視線を送られた。その後、名前を「Rebourne」に変え、心機一転新たな冒険を始めている彼に、今回DJ MAG JAPANが独占インタビューを実施、リリース情報や今後の予定などを訊いてみた。

 

Q1. 1月23日にリリースされた“Right Now” を聴かせていただきました。このトラックに関して詳しくお伺いしてもよろしいですか?

“Right Now” は、オーストラリアツアーのイントロとして作成していたトラックなんだ。これは、メロディックでエネルギッシュなダンスフロアで流しやすいトラックで、一番好きな部分は、ヴォーカルだね。まずそこから作業し始めたんだ。今回は、特別で普段はメロディーも決まっていないのにヴォーカルのブレイクダウンから作業し始めたんだ。

 

 

Q2. 2017年は、特別な目標はありますか?

今年の一番の目標は、今まで以上に良い音楽を頻繁に世の中に配信していくことだね!その他には、もっと行ったことのない国、場所に行ってショーをしたいよ。それとワクワクするコラボも予定していてひとつはもう直ぐ発表するよ!

 

Q3. 作曲されている時は、何にインスパイアされてトラックを完成させることができるのですか?

インスピレーションは、色んなものから得ているよ。僕は、特に移動や旅であったり、他の音楽やアートを聴いてみたりすることかな。例えば、素晴らしい景色を見ると風景にあったメロディーのアイディアが降ってきたりするんだ。他のジャンルを聴くのも楽しいね。僕は、トランスや他のアーティスト、例えばFlumeやBonoboの音楽からインスピレーションを得ているよ。 

 

 

Q4. DJ Magでは、“TOP 100 CLUBS”を開催していますが、お気に入りのクラブを教えてください。

僕の全てが始まったのは、地元のMatrixxなんだ。そこは、初めてのパーティー会場で、初めてショーをしたところでもあるんだ。マドリッドにあるFabrikもギグをして楽しかったし、シドニーのClub Spaceで開催されているMasif eventも良かったよ。イビザでは、DJとして回したことはないけど客としては、いくつかお気に入りのクラブがあるよ。全てが、大きくてショーのスケールも大型だよ。

 

Q5. 2017年上半期の予定を教えてください。
次にリリース予定されているのは、The Galaxyというデュオのリミックスで彼らはYellow Clawのレーベルに所属しているんだ。その後には、オリジナルのトラックのリリース予定で、4月、5月を目安にしているよ。他には、2トラックWasted Penguinzと1トラックToneshifterzとのコラボ作品も予定していて、Brenna Heartともスタジオで作業するのが確定しているから色々と楽しみにしているよ!

 

Q6. DJ/Producerとして DJ Magは、どのような存在ですか?

僕にとってDJ Magは、世界のDJやプロデューサーにとって信頼のできるプラットフォームだと思う。DJ Magは、もう長い間知っていて、DJ MAG TOP 100 DJsでTiestoが世界一とったのをよく覚えているよ。僕も他と同じでこれは、人気コンテストだと思っているけど、自分の名前があのランキングに入ることは、すごくて僕もいつかは入りたいよ。

 

 

Q7. 特にこの場で言っておきたいこととかありますか?

実は今、日本人のヴォーカリストを特別なプロジェクトのために探しているんだ。日本語であればどんなのでも構わないので、vocals@rebourne.nlまでみんな送ってくれたら嬉しいな!

 

Q8. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。 

僕の夢のひとつは、近々日本でショーをすることなんだ!日本の文化や食べ物、人々に良い意味で仰天しているよ。近々会おう。

 

 

若き天才として、10代の頃から注目されていたRebourne。フレッシュかつ、心の底からエキサイティングできる彼にしか作り出せないメロディーと雰囲気にこれまで多くの世界中のファンたちが虜になってきた。これまで重鎮たちが築き上げて来たEDMの世界をリスペクトしつつ、様々なところで新たな風を吹かせ、ユニークなアプローチでEDMシーン全体を進化させ続ける1993年生まれの若き天才が、2017年我々にどんなサプライズを届けてくれるのか、とても楽しみだ。

 

BACK TO TOP