EDMシーンに強い影響を与え続けているドイツ人DJ/プロデューサー、Cuebrick。Enhanced RecordingsやUltra Music、Mixmash、そしてArmadaなど多くの一流レーベルからハイクオリティな楽曲を提供し続けており、その実力と人気は着実に世界中のEDMファンに受け入れられている。EDMシーンに多大な影響を及ぼし、DJ MAG TOP 100 DJsでもお馴染みのTiestoやArmin van Buuren、Nicky Romero、W&W、Dimitri Vegas & Like Mike、Steve Aoki、Tritonal、The Chainsmokersらにも注目され、今後の成長も大いに期待されるCuebrick にリリース情報や日本のファンへメッセージを訊いてみた。

 

Q1. Tritonoal のリミックで、今年にリリースされるのを聴かせていただきました。少し詳しくお伺いしてもよろしいですか?

2015年から彼らのレーベル、Enhanced Recrodingsでトラックをリリースしているんだ。彼らのレーベルからリリースできることを誇りに思っているし、彼らの”Hung Up”のリミックをしてくれと依頼された時はとても嬉しかったよ。トラック自体が、ディープだけどソフトな部分もあり、それにポッピーナ一面を残しつつ勢いをつけようとしたんだ。リリースするのが、楽しみだよ!

 

Q2. 2016年の手応えはいかがでしたか?ドイツや、周りの国々での大型フェスは制覇したと思いますが、一番印象に残っているショーを教えてください。

2016年は最高だったよ!Nature OneやMayday、Parookaville、Electric Loveフェスとかでショーができた。どれか一つ選ぶのは難しいけど、強いて言うならMaydayだと思う。なんか、raveシーンの原点って感じがするんだよね。Mayday25周年というのもあって、素晴らしい歴史のあるフェスでプレーできて、僕にとっても特別になったよ。

 

 

Q3. 2016年度で一番評価が良かった作品だと思いますが、Tritonalとのコラボはいかがでしたか?このトラックの概念を教えてください。

そうだね、2016年度ではこの作品がトップだったよ。でも、このコラボは実は予想外だったんだ。僕が、ヨーロッパサッカーのトーナメント戦の試合を見ていた時に、アイスランドのチームがバイキングの手拍子をしていたんだ。それを見て、なんで誰もこれを基にしたトラックを作らないのか疑問に思って、自分で作ってみたんだ。それをTritonalに送ったら気に入ってくれて、一緒に最終作業に向けて力を入れて完成したトラックなんだ!このトラックは、フェスで必ずかけるよ。:)

 

 

Q4. 今後も有望で、多くの期待を背負いながら活動されていくと思いますが、作曲されている時はどのようなものや人物からインスピレーションをもらっていますか?何に影響されてトラックのアイディアが生まれるのですか?

うわぁ~難しい質問だね。多分一番のインスピレーションは、いろんな音楽を聴くことだと思う。ダンスミュージックだけじゃなくてね。毎日、いろんなジャンルの曲を聴いているよ。そこに多くのインスピレーションが埋まっていると思う。ドイツの有名なラッパーが言ってたのは、「自分がヒップホップやるからってそれだけ聞いていたらどうしようもない。」もしかしたら、彼の言っていることはあっているのかもね。:)

 

Q5. 2017年は、どのようなことを期待できますか?

多くの新しい音楽がリリースされるよ。今は、スタジオでいい仕事ができているからね。今は、自分の味は出しながらもスタイルを少し変え、例えばBPMから変えて新しいこともしようとしているんだ。だから、みんなには期待しててもらいたいね。

 

Q6. 今ままでのキャリアにおいて、一番重要だった出来事を教えてください。

16歳の学生の時にバケーション先でバイトをし始めたことかな。その給料で初めて買ったのが、ターンテーブルで、そこから全てが始まっんだ。

 

 

 

Q7. この業界にいて、どなたに一番影響を受けましたか?

Progressive Houseの波が来た時のDeadmau5やAxwell等には、影響されたね。その時に初めて、ヴォーカル、メロディー、この音楽で表現できるすべてに感動し、恋に落ちたんだ。

 

Q8. DJ/Producer としてDJ Magは、どのような存在ですか?

この業界における様々な情報をリーダーに届けてくれるとても重要なメディアだよ!

 

Q9. 日本のファンの方々へメッセージをお願いします。

みんなこんにちは、近々日本に行けるのを楽しみにしているよ!常に最高でいてね ;)

 

 

ドイツから、世界に羽ばたき、ものすごいスピードで進化し続けているCuebrick 。2016年の夏、Nature OneやMayday、Electric Love、WinterWorld、Ruhr In Loveなどのメインステージで精力的にパフォーマンスを行った結果、Cuebrickの勢いが一気に加速した。世界中のクラブやフェスでギグをこなす他に、ドイツ国内では、ラジオ番組にも積極的に顔を出し、「次世代のヨーロッパトップDJになるポテンシャルを持つアーティスト」と各方面で囁かれているCuebrickにぜひ日本のEDMファンの皆さんにも注目して頂きたい。

 

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