1994年生まれ、オランダ出身の大注目若手DJ / プロデューサーThomas Newson は、DJ MAG TOP 100 DJs 2016で3位に輝いたHardwellが、いま最も信頼しているアーティストの1人だ。DJであった父親の影響で小さい頃からEDMを聞き、10歳の時にはSensation Whiteに父親と一緒に遊びに行っていたという伝説を持ち、小さい頃から培ったそのセンスで現在EDMシーンに旋風を巻き起こしている。現在もエキサイティングな楽曲をリリースするたびに、Hardwelはもちろんのこと、AviciiやW&W、Tiestoなどの世界的トップDJたちから絶大なサポートを受けている。そんな注目株に楽曲をプロデュースする際のポイントや2017年の抱負などを訊いてみた。 

 

Q1. 昨年は、Hardwellとともに「8fifty」をリリースしたり、Tomorrowland やUltra Miamiなどでギグをこなすなど、忙しい年だったように見受けられますが、2016年のことを少し教えて頂けますか?

そうだね、昨年は最高の1年だったよ。昨年は、Hardwellと Kill the Buzzともにバスツアーで幕を開け、アメリカとカナダをまわったね。その後は、初めてUltraでギグをやらせてもらったり、3年連続でTomorrowlandのステージに立たせてもらったよ。あとは、アジアでのショーが多かったかな。リリースは、Revealedから多くの楽曲を発表できたし、最高の1年だったよ。

 

 

Q2. 2017年も、すでに3月に入ってしまいましたが、2017年何か成し遂げたいことや抱負などはありますか?

ダンスフロアのための音楽を含めて、自分の音楽をさらに進化させて、クロスオーバーにさらにチャレンジしていきたいね。それが自分自身の役目だと感じているし、それを怠ったら、パーティーピーポーのための音楽が枯渇してしまう。

 

Q3. 日本のアーティストも音楽作りに力を入れ始めているのですが、音楽を作るときは、どのようなことにインスパイアされるのですか?

うーん、それはその時々で変わるね。ツアーの時だったり、旅行している時だったり。例えば、自宅から2時間半ぐらいのドライブでいける場所で友達のJaz Von D & Magnificenceと音楽を作ったり、遊んだりしている時に多くインスパイアされる時があるよ。違う街にいるだけで、多くのことを感じるんだ。 

 

 

 

Q4. 音楽的に影響を受けた人や曲はありますか?

音楽を作り始めたときは、Hardwellがいつも僕に一番影響を与えてくれていたよ。今でもトップDJとして活躍しているHardwellは本当にすごいと思う。最近だと、Calvin Harrisのラジオに影響を受けているかな。

 

Q5. 今年もTOP 100 Clubsの投票がありましたが、お気に入りのクラブはありますか?

難しい質問だね。でも去年Ushuaia Ibizaで最高の時間を過ごしたよ。

 

Q6. 2017年上半期の予定を教えてください。

Flamingo Recordsからクラブレコードを出して、そのあと3月にSONO musicからトラックをリリースする予定だよ。このトラックは、クロスオーバーで、いくつかのディープハウスの楽曲に影響を受けたよ。

 

 

 

Q7. DJ Magはあなたにとってどんな存在ですか?

いつもサポートしてくれて嬉しいよ。DJ、プロデューサーの立場から言うと、多くの人の投票によってDJ MAGのリストに載ることができれば、キャリアに良い影響が出るよ。リストに載ることは、本当に素晴らしいよね。

 

Q8. 何か他にプロモーションしたいことがありますか?

ぜひインスタをフォローしてね!

instagram.com/thomasnewson

 

Q9. 最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

今日までいつもサポートしてくれてありがとう!また日本でプレイできる日を楽しみにしているよ!東京は僕のお気に入りの都市の1つだよ。

 

 

この若手注目株・Thomas Newsonが世界的に注目されるきっかけとなったのは、2013年にNew World Soundとコラボした「Flute」、そして「Pallaroid」だ。この2曲は、Hardwellはもちろんのこと、トップDJたちの間でも大きな話題となり、Revealed Recordingsと契約するに至った。たった22歳で既にUltra Music FestivalやTomorrowland、Amsterdam Dance Event、Creamfieldsといった世界的大型フェスでパフォーマンスを行い、多くのファンを興奮し続ける若手期待の星にEDMシーン全体が新たな風を吹かせてくれるのではないかと大注目している。

 

 

 

 

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