1995年、EDMの本場オランダの地に生まれたOliver Heldensは、Future Houseの未来を切り開く重要人物である。2013年に世界最大レーベルの1つSpinnin’ Recordsと契約を交わすと、その若き才能は世界中から注目されるようになった。2014年にはUltra Music FestivalやTomorrowland、EDC、Electric Zooなど数多くの大人気フェスに登場し、DJ MAG TOP 100 DJs 2015で見事12位にランクイン。同ランキング2016ではさらに順位を上げ8位にランクインした若手大注目のOliver Heldensに、今後のリリースやDJ Magについて訊いてみた。
Q1. 11月11日に新曲「Good Life」をリリースされたそうですが、この曲について詳しく教えて下さい。
Good Lifeは、デンマークのシンガーソングライターIda Corrと一緒に作った曲なんだ。この曲は、ディスコミュージックを彷彿とさせるような曲調と感動的なボーカルがマッチしている。とても良い楽曲に仕上がったから、早くみんなに聞いて欲しいな。
Q2. 初めて来日した時の日本の印象はどうでしたか?何か印象に残っている経験などはありますか?
もともと日本は文化や人々が素晴らしいとたくさん聞いていたから、日本に行くことを本当に楽しみにしていたんだ。来日して、1番感じたことは、日本人はとても親切ってことだよ。日本滞在中に1番驚いたことは、フジロックフェスティバルでプレイしたことかな。そこでプレイするまでは、どんな場所でやるのか想像もできなかったけど、実際やってみたら、最高のロケーションで興奮したよ。また日本に行きたいと思っているし、もっと日本について知りたいよ。
Q3. 音楽的に影響を受けた人や曲はありますか?
色々なスタイルの音楽やアーティストから影響を受けているよ。特に好きなのは、数年前から流行っているUK deep house。アーティストだと、DisclosureやFlumeのプレイが好きかな。あと、親しみがあるのはFedde Le GrandやD Ramirez、Chocolate Puma。彼らからは多くの刺激をもらっている。最近は、ディスコサウンドを彷彿とさせるような音楽作りをたくさん試みているよ。
Q4. 今までのアーティストキャリアの中で一番重要だったと思う瞬間はいつですか?
難しい質問だね。なぜならここ数年、本当に重要で、素晴らしい機会がたくさんあったからだよ。本当に全部素晴らしいんだけど、あえて1つ選ぶなら、大ヒットした「Gecko」をリリースした瞬間かな。多くの人に聞いてもらったことに今も感謝しているよ。
Q5. ファンが驚くかもしれない秘密が何かありますか?
ある時期、僕はオランダの同世代の中で、チェスのベストプレイヤーの1人だったよ。
Q6. 次の予定は何かありますか?
11日の新曲のリリースに向けて取り組んだ後はまた曲作りに励むよ。常に、新しいことに取り組んでいるからね。最高のギグもまもなくやる予定だよ!
Q7. DJ、そしてプロデューサーとして、DJ Magをどう思っていますか?
多くの野心に溢れているDJやプロデューサーはDJ Magを尊敬していると思うよ。なぜなら、モチベーションを上げるような情報や情熱的なアーティストなどの情報をたくさん扱っているし、独自のコンセプトを持っている。DJ Magは、僕らをインスパイアするような情報を多く届け、アーティストが最高の音楽をさらに作れるように鼓舞するような存在でいてくれることをこれからも望んでいるよ。
Q8. 日本のファンにメッセージをお願い致します。
日本のみんな!いつも、みんな本当に最高だよね。僕の11月11日にリリースされたIda Corrとの新曲「Good Life」もよろしくね!またすぐに会えることを願ってるよ!
若手ながらその実力、人気は世界トップクラスのOliver Heldensは、2015年「HI-LO」という名前でベースハウスを中心とした楽曲のプロデュースも開始。さらに、「Heldeep Radio」という毎週更新される自身のミックスショー番組を持ち、そのバイタリティは他のDJたちも心からリスペクトするほどだ。弱冠20歳にして、既に世界のトップ10に君臨するOliver Heldensは、私たちが見たことのない新たなEDMシーンを作っていくに違いない。その一挙手一投足に、世界が大注目している。