多数のDJ達がミラー・ジェニュイン・ドラフトに音楽のミックスを送り、その中から15人の幸運なDJ達が選ばれ、各国代表としてベガスへやって来た。DJ Magは、ファイナリスト達がマーキー・デイ・クラブでパフォーマンスする現場でそのクライマックスに立ち会った。木曜日、ベガスの豪華なコスモポリタン・ホテルにDJ達が到着し、それぞれのスタイルや優勝候補などについてお互い話し合った。ミラー・ペントハウス・ハブも作られ、DJ達や友人たちと集い冷たいミラー・ビールをずっと飲み続けられる最高の場所がここにはある。この日の晩、ミラー・グランド・フィナーレが始まり、DJ達とジャッジを歓迎するパーティーがゴースト・バーで行われた。パームホテル&カジノの55階。去年の優勝者であるトム&コリンズと、2014年ファイナリストのギール・プレダが公演し、素晴らしいスタートとなった。

 

 

金曜日は、グランドフィナーレが行われる特別な日。朝、出場者たちが集まると、その場の緊張感が徐々に高まり、これからの数時間、そして数日間に期待と興奮がさらに高まっていった。出場者たちには、スポンサー達からDJグッズのセレクションが贈られ、UDGのレコードバッグやボクシングローブ、V-Modaのクロスフェイド100ヘッドフォンなど、それぞれ個人用に合わせたものが贈られた。マーキー・デイ・クラブは、ミラー・サウンド・クラッシュのファイナルにとって重要な場所で、DJ達を迎えるにふさわしく開催されている。ファイナルは、トルコのエルデム・セネルの自信溢れるパフォーマンスから始まり、一番初めに会場に現れるのは、どんなDJでも怯むもの。多くの観客から視線を浴びる中、冷静に考えて的確にコントロールすることが必要となる。そして、エルデムはこれを成し遂げた。冷静に、自信溢れた様子でDJのスキルを披露し、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の会場を盛り上がらせた。太陽が降り注ぐ中、マーキー・デイ・クラブのプールでまもなくファイナルが始まった。プールパーティーらしい会場で、ビーチボールが周りを彩り、エレクトリックな雰囲気に包まれていた。そしてDJ達が次々に登場し、パーティーに最適な素晴らしい音楽を届けた。最大の歓声は、韓国のDJバイロニクスに送られ、彼はカーブ球を投げ込んだ。通常はエレクトロニック・ダンス・ミュージックが流れる会場に、彼はドラム&ベースのビートを持ち込み、その質の深さと国際的な音楽がもたらす多様性を見せてくれた。このファイナルのステージに立つDJ達は皆、素晴らしい才能を見せてくれた。DJリマがこのファイナルの最後を飾ると、出場者達も皆姿を表してその場の空気に浸り、大きなしぶきをあげてプールに飛び込んだ。

 

 

大変な一日を過ごした出場者達も、その後はナイトタイムを楽しみ、彼らはハブでドリンクを手にして、ベガスのホットスポット、ハッカサンへと向かった。ハッカサンは、DJ達がミラー・サウンド・クラッシュを楽しむのに完璧な場所であり、彼らはVIP待遇を受け、No.1 DJハードウェルのパフォーマンスをプライベートエリアで楽しみ、次の日に行われる勝者の発表を待った。土曜日には、ヘッドライナーのダニックとDJ達が個人的に知り合える機会が設けられた。表彰式とディナーの会場には、ベガスにある豪華なレストラン:ラボが使用され、表彰式にぴったりのロケーション。2015年のミラー・サウンド・クラッシュの勝者が誰になるのか、皆期待しながら待ち望んだ。

 

 

ダニックは、ステージに登り、コロンビアのオーガスト・イエプスが勝者に輝いたことを発表した。彼は観客や他のDJ達から熱狂的な歓声と称賛を送られた。皆に認められ、優勝するに値する王者。アルゼンチンのDJラマは3位に入賞し、カナダのフィール・グッド・スモールズが2位に入賞した。

 

 

しかしこれで終わりではない。オーガストや他のDJ達はクラブ・ドライスに移動し、ダニックの前にオーガストがオープニングを務め、ダンスミュージック・ラバーズのための新たな時間が始まった。ミラー・サウンド・クラッシュ2015はスターDJを発掘し、次の時代の国際的なスーパースター達を見つけ出した。2016年のミラー・サウンド・クラッシュも、何が起こるか、楽しみである。

 

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