業界にとって大きな衝撃を与えた楽曲”Shake It”で世界中のチャートを総なめにしたLee Cabrera。そんな彼が”Shake It”の再リリースを出したと連絡が入り、DJ MAG JAPAN独占インタビューに答えていただきました。再リリースに対する想いや、日本のアマチュアDJやプロデューサーたちへのメッセージなど、ぜひ最後まで一読していただければ幸いです。

 

Q1. “Shake It”が再リリース、更に新作も発表されるそうですね!

今回はまた別バージョンの“Shake It”なんだけど、こんなにもみんなに愛される曲を作れてすごく嬉しいよ。

リミックスも毎回素晴らしい出来だし、それによってこの曲が生き続けてる感じだね。今年はこれからもっと Lee Cabreraの新曲を出して行こうと思ってるから今回のバージョンは「リミックス」と呼ばずに新しく「再リリース」ってすることにしたんだ。

 

 

Q2. 最新の “Shake It" について、制作過程で何にインスピレーションを受けましたか?

今回の再リリースはLee Cabreraとして本当に最初の作品の、最新バージョンなんだ。

19歳のときに出したレコードで、世界の色々な地域でチャートの1位を取ったんだよ。これによって人生が大きく変わったなんてもんじゃないよ。

”Shake It”のリリース後、ヒットチャートに入ってる全ての曲をリミックスして世界中のクラブをツアーして回ったんだ。

それってこの業界のDJやプロデューサー達みんなが憧れることだから、この作品をサポートして夢を叶えてくれたみんなには一生感謝してもしきれないよ。

 

 

Q3. Shake Itのツアーもあるんですか?

今回の”Shake It”に関してはClaptone, Marco Carola, Roger Sanchez, Chris LakeJamie Jonesからのフルサポートのおかげで初期のフィードバックが素晴らしかったから、今色んな計画が目まぐるしく進んでるよ。

新たなリミックスも、曲作りも進行中だし、DJの予定もたくさん入ってきてるんだ。

Shake It”のクラブバージョンだけじゃなくて、CR2と新しくボーカルバージョンも作ってるところ。

“Move a Little Closer”のボーカルはずっとトラックの一部だったんだけど、Mark BrownCR2 にどこかそろそろ新しく変えた方がいいと提案したから、いい感じのボーカルの曲ができると思うよ。

それから、新しい”Shake it”を一緒にやったMike Valeと一緒にレコードを出すことも考えているし、他にも僕のお気に入りのアーティストたちとのコラボもやろうとしてるんだ。

 

Q4. この記事を読んでいるアマチュアのDJやプロデューサーたちにアドバイスはありますか?

僕から言えるのは、もしあなたがこのビジネスに入るつもりなら、音楽ビジネスのあらゆる面を熟知しておくこと、そしてそれを完全に理解するためには色々なビジネス手法を学ぶことかな。

自分の達成したいことについて常に明確なビジョンを持って、妥協しないこと!

 

 

Q5. トップDJとプロデューサーによる音楽プロダクションのオンライン講座を行うFaderPro.comを始められたと伺ったのですが?

そうなんだ!すごく楽しくてクリエイティブな経験をしてるし、友達のDJや仕事仲間、長年一緒に仕事をしてきたレコードレーベルに新たな収入源を作りだすにはいい方法だよ。

今は、色んなレーベルやそこのアーティスト、例えばArmada, Toolroom, Viva, Saved, CR2, Hospital & Octopusと一緒に特別なマスタークラスをやってるよ。

これからどんどん増える予定。このプラットフォームは日々成長してるんだ。情熱を持ったプロデューサーが自分の好きなDJやプロデューサーが実際にどうやって音楽を作っているかを見ながら学べるっていう新しい場所を提供することは素晴らしいよ。

 

Q6. 日本で一番良かった思い出はなんですか?

イエローやスタジオコーストなど日本でDJをする素晴らしい機会を何度ももらってきたけど、全部最高の体験だよ。また近い内に戻れるのを楽しみにしてる。

正直、住んでもいいと思ってるくらい。ニセコや白馬では最高のスキーとスノボが楽しめるし、宮古島や下地島にはビーチもあるよね。それにもちろん東京の食べ物と街は世界一だしね!

 

Q7. 日本のファンに一言お願いします。

またみんなに会えるのを待ちきれないよ。それにナイトライフから美しい景色や人、食べ物、そして素晴らしい情熱的なダンスミュージックファンたち色んな日本文化に触れるのも楽しみにしてる。Big Love! 

 

 

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