沖縄出身の女性ラッパー・Awich は、高校卒業後、アメリカ・アトランタの大学に留学中に結婚、出産、そして夫の死という経験を経て帰国し、2017年に満を持して発表したアルバム『8』でブレイクした。そんな彼女がプロデュースチームを組み、「ME 目 EP」をリリースしたとの連絡が入り、DJ MAG JAPAN独占インタビューをする運びとなった。世界各国のアーティストとコラボしたその裏側に迫った。

 

Q1. 最新リリースに関して質問させて頂きます。何にインスパイアされて作った曲ですか? 

このトラックは、未亡人をテーマにした曲で、オランダのプロデューサーから送られてきた時にアイディアが浮かびました。この感情を曲で表現するのは、難しくなく、ある意味事実で、私も未亡人でありミステリアスかと思います。

 

 

Q2. 今回のプロジェクトチームを紹介してくれませんか?

もちろんです。Canblaster、Sam Tiba、オランダのプロデューサーThe Flexican、Wantigga、Jengi、Jaelと一緒にこの作品を最終形態まで持って行きました。

 

Q3. 今までリリースされたトラックと比べて、今回のリリースはどの辺りが特別でしょうか?

このトラックは、セクシーでもあり、ダーク、リアルなことを表現しています。

 

Q4. 今自分がパフォーマンスする際に欠かせないトラックを教えてください。

RememberとWHORU?ですね。この2つは、ビッグでみんなも知っている曲だから、必ずみんなにも歌ってもらっています。

 

 

 

Q5. 今後の予定を教えてください。

秋にEPがリリースされて、冬にはヘッドラインツアー、来年の頭にはアルバムをリリース予定です!

 

Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。

いつも応援してくれてありがとう。色んなことをみんなに発表するから常にチェックしてね!I love you.

 

 

Awich の才能は音楽だけに留まらず、映像やファッション関連の企画会社を立ち上げる一方、2014年にセルフ・プロデュース作品「Two」を発表するほか、ラジオDJや番組キュレーターを務めるなど幅広く活動している。2017年には、自ら脚本・監督を務めた短編映画「aimer」がアムステルダム「ニュールネッサンス映画祭」でベスト・ファンタジー部門にノミネートされ受賞した。今後も唯一無二の音楽を創造し続けるAwichに注目だ。

 

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