約1年ぶりに、Armada Musicを代表するアーティスト・ØRJAN NILSENにインタビューをするチャンスを得た。都内で行われたArmada Nightでその卓越したパフォーマンスを武器に、多くの日本国民を熱狂させたØRJAN NILSENが今回新作のアルバム「Prism」をDJ MAG JAPANに届けてくれた。来日から2年以上が経ったØRJAN NILSENに新作や今後のプロジェクトなどを訊いてみた。
Q1. 今年の調子はいかがですか?
僕をまたインタビューしてくれて、ありがとう! 今年は、とても順調だよ。新しいアルバム ”Prism” もリリースできたし、ツアーも決まって、未知の文化にも触れることを期待して、色々と楽しみだよ。アルバムのツアーも楽しみだし、これで行ったことない場所にも行く予定で、より多くの人たちに僕の音楽を聴いてもらえるよ。みんなが、このアルバムを気に入ってくれるといいな!
Q2. “Prism”に関して質問させて頂きます。何にインスパイアされてこのアルバムを書いたのですか?
このアルバムは、2年分の作業が詰まっている作品なんだ。これでみんなに証明したかったのは、僕は違う角度の音楽も形にできて、そういうこともしていきたいという気持ちだね。これは、完全に今までの集大成だね。このアルバムを通して関わったヴォーカリストや親友の作詞家 Mike James もそうだけど、色んな角度からプロダクションを進めていき、多くのことを学ぶことができたね。このアルバムで関わらせてもらった人たちとの作業は、とても楽しかったし、今後もこの関係を継続していきたいと思うよ!
Q3. 今までのトラックやアルバムと比べ、このアルバムはどのような作品ですか?
このアルバムは、僕が普段のジャンル以外にもチャレンジしているので、とても特別で、気持ちが入った作品だよ。あと、今まで以上に他のアーティストとコラボしたから、スタジオに入ると自分勝手になりがちな自分の新しい一面を発見することもできたかな?笑
自分のプロダクションに直でフィードバックをもらえる環境は、とても良かったよ。自分を人として成長させてくれたプロジェクトだね。
Q4. 自分の今のセットで欠かせないトラック一つか二つ教えてください。
Spoiled and Zigo - More and More Tom Staar Remix は、頻繁に僕のセットで聴ける曲だと思うよ。「絶対この曲をかけよう!」という意識はしてなくても、多分勝手に無意識にかけてると思うね 笑
The Last Goodbye と Nothing Here But Love の二つは、新しいアルバムからの曲で、これからももっとかけていこうともうよ。既に、リリースされる前に新曲をほぼ全部試したけど、反応が良かったから、正式にリリースしてみんなの反応を見るのが、楽しみだよ!
Q5. 今後の予定を教えてください。
今楽しんでるのは、”Prism” のパート2を作成していることだね。”Prism Part 2” という名前になるかは、まだ分からないけど、今回リリースしたアルバムと関係してくるのは確かだね。来年の頭には、リリースできるといいな。それ以外でも、曲をリリースしていくし、既にスケジュールに組み込まれているよ。今ほどのインスピレーションがあると、作曲するのも楽しくなるんだ。
Q6. 日本のファンへメッセージをお願いします。
日本のファンもそうだけど、DJ MAG JAPANのファンの人たちにも感謝したい。いつも僕の音楽を世界の反対側からサポートしてくれて、ありがとう!以前東京でプレーした時は、完全にクレイジーだったから、また早く日本に戻りたいよ!
トランスシーンを代表するする一員として、世界各国で活躍する ØRJAN NILSEN。再び日本でのパフォーマンスを熱望する彼は、DJ Mag Top 100 DJsで32位に輝いた過去を持ち、世界がその実力を認めている。今回の新作も既に業界内で大きな反響を呼んでおり、2018年夏の新たなプロジェクトにも大きな期待がかけられているØRJAN NILSENにDJ MAG JAPANはこれからもエールを送り続ける。