DAISHI DANCEは北海道・札幌にて1990年代よりDJ活動を開始し、TRIBAL、OLDSCHOOL、MELODICなHOUSEからマッシブなEDMまでその時代で最もアップリフティングなダンスミュージックを軸に、4台のCDJを駆使した様々なジャンルを横断する唯一無二のプレイスタイルでダンスフロアに強烈なピークタイムと一体感を創り出している。札幌・大阪・京都・広島・福岡・沖縄などの日本国内のBIG ROOM CLUBでレギュラーDJを務め、ULTRA、electrox、MUSIC CIRCUS、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ROCK IN JAPAN FESTIVALなど大型FESTIVALへ多数出演しているDAISHI DANCEにDJMag Japanについても訊いてみた。

 

Q1. 今回、注目DJとして選出されましたが、率直なお気持ちはどうですか?

アジアのシーンでも急速に注目度が上がっているDJMAGの日本版が立ち上がるという噂をここ数年都市伝説のように聞いていたので、いきなり本格的にロケットスタートして心の準備が出来ないままノミネートして頂きビックリしました。とても光栄で嬉しく思います。

 

 

Q2. DAISHI DANCEさんは国内において大箱のクラブから主要フェスティバルなどほぼ出演を果たしており、名実ともに日本を代表するDJですが、海外への更なる進出や展開など具体的な展望はありますか?

海外ではDJMAG TOP100ClubsでNo.5の韓国OCTAGONでレジデントDJをしているのですが、韓国ではデビュー当初からCD ALBUMのリリースやBIGBANGなど韓国を代表するアーティストへの楽曲提供などがCLUBのレギュラーやFESの出演獲得にも繋がったので引き続きまずはアジアを中心に活動を強化していきたいです。ですが、今は世界に向けての楽曲リリースが重要だと考えているので、自分の新しいスタイルでのリリースが出来るようにプロジェクトを3つ進めています。

 

 

Q3. 日本も含めた世界の有名DJやプロデューサーとコラボ出来るとしたら、誰と一緒にコラボしたいですか?またその理由は何故ですか?

Ummet Ozcanさんと先日共演させて頂いた時に、楽屋で日本の伝統的な古いメロディを携帯アプリのシンセでずっと弾いていたんです。その時に、Ummetさんの安定した王道かつアッパーなプロダクションと自分のメロディックな楽曲とが融合する閃きがあり今度DEMOを送ってみようと思っていました。 また、SICK INDIVIDUALSさんやStadiumxさんの哀愁メロを得意とする方との哀愁コラボやSunnery James & Ryan MarcianoさんのTRIBALでFES感があるHOUSEとのコラボも面白そうだし、考え出すとキリがない件です。

 

Q4. あなたにとってのDJMAGとはどんな存在ですか?

高校生の頃から輸入CD SHOPに売っていたDJMAGの雑誌を毎回購入して世界のCLUBやDJ情報をこの1冊で吸収していたんです。20年位前でまだインターネットも普及してないしCLUBが載っている情報誌もDJMAGしかなかったので毎回楽しみにしていました。DJブースと機材マニアなので海外CLUBのDJブースの写真に憧れ、DJ機材屋さんの通販カタログのようなページも大好きでした!最近だと、シーンを左右する程DJとCLUBのランキングの影響力が絶大なので、毎年楽しみに注目しています。

 

 

Q5. 9月14日まで行われているTOP100DJs投票に向けて、ファンの皆様にメッセージをお願いします。

全国各地でDJをすることでお会いするCLUB組の皆様や、DANCE MUSICからジブリやPOPsのプロデュース楽曲まで自分の曲を聴いてくれてるリスナー層の皆様まで、幅広く沢山の方にいつも応援して頂き大感謝してます。DJとしての新しい計画や、楽曲制作においても原点回帰したような和のプロジェクトも進行していたりしますのでこれからもよろしくお願いします。

DJMAGでは今年から日本人DJ部門もスタートしましたので是非「DAISHI DANCE」にVOTEクリックよろしくお願いします!

 

DAISHI DANCEは海外での活躍も著しく、韓国では2016年DJMAG TOP100CLUBS No.5に選出された、OCTAGONのレジデントDJを務めている。一方、彼が2006年にプロデュースした「the P.I.A.N.O. set」は、アルバム累計100万枚以上のセールスを記録し、プロデューサーとしての活躍も著しい。毎年新しいプロジェクトを企画し、2016年度は日本の伝統和楽器とのユニットやavex EDMと企画するDJ MONTAGEという新レーベルを立ち上げている。DAISHI DANCEの次の仕掛けは一体何なのだろうか。

 

インタビュー:DJMag Japan編集部

 

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DAISHI DANCE

札幌を拠点に活動するHOUSE DJ/PRODUCER。メロディアスなHOUSEからマッシブなHOUSEまでハイブリッドでカッティングエッジなDJスタイルでダンスフロアに強烈なピークタイムと一体感を創り出す。札幌の老舗CLUB"PRECIOUS HALL"でのレギュラーパーティは16年目に突入し毎月5時間~8時間ものロングセットDJを披露している。2008年からは、札幌以外にもアジア最大のクラブイベントageHa【ARENA】東京をはじめ、大阪GRAND Cafe・京都WORLD・福岡O/D・韓国などの国内外の大型メジャークラブでレギュラーパーティをスタート! 各地のCLUBにてDJとして出演していて年間150回以上のギグをこなしている。ピアノやストリングスを軸としたメロディアスな楽曲プロデュースが特徴的で2006年から"the P.I.A.N.O. set"、"MELODIES MELODIES"、"theジブリset"、"DAISHI DANCE Remix."、"Spectacle."と毎年自身のアルバムをリリースし、いずれもロングセールスを記録している。多数のリミックスやプロデュース作品、コンピレーションや家電製品への楽曲提供など活動は多岐にわたる。2012年3月にビートを完全撤去したダイシダンス裏ベスト的なピアノリラクゼーションアルバム"beatlessBEST...Mellow Relaxation."をリリース。2012年11月14日に3年ぶりのオリジナル4thアルバム"Wonder Tourism"をリリース。デビュー当初から韓国での活動も本格的に行っていてSEOUL最大のCLUB ELLUIでのレギュラーDJを務める他、BIGBANG、AFTERSCHOOL、RAINBOWをはじめ韓国の人気アーティストへの楽曲提供も多数手掛けている。毎年新しいプロジェクトを企画していて、2016年度は日本の伝統和楽器とのユニットやavex EDMと企画するDJ MONTAGEという新レーベルを立ち上げる。

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